日本大学藝術学部デザイン学科の授業「グラフィックデザイン」において、
玉置が担当する演習のテーマを「人のためのグラフィックデザイン」に設定しました。
これは制作するグラフィックデザインの「目的」から発見してもらう試みです。
このテーマを体現するイメージポスターとして、人のような形状のヴィジュアルを2種制作しています。
2つは性別のようにも見え、デジタル的にも見え、さらには移動しているようにも見えたりなど、
さまざまなイメージを喚起させますが、そこに明確な答えはあえて置いていません。
この曖昧さから、人とは何かを考えるきっかけになることを狙っています。
このポスターは、世界ポスタートリエンナーレトヤマ2024の銅賞を受賞しました。
Art Direction & Design : Taichi Tamaki
2022